関連:超硬合金
「JIS B4053」内で分類されている 材料記号の命名について、「何か意味があるはず!」と思ったので、以下のように 勝手に 考察?(※)してみました。
- HW・・・W(W:タングステン)を主に含む超硬合金(H:Heavy Metal)。
- HF・・・F(Fine:微細)な超硬合金(〃)。
- HT・・・T(Ti:チタン、Ta:タンタル)を主に含む超硬合金(〃)。
- HC・・・C(Coating:コーティング)された超硬合金(〃)。
『ご注意』
※この「考察?」は、客観的な専門資料を参考としていません。(個人的な「推理(連想ゲーム)」にしかすぎません。その旨、どうぞご留意ください。)
表1.超硬合金の分類
材料記号 | 材料の分類 |
---|---|
HW | 金属及び硬質の金属化合物から成り,その硬質相中の主成分が炭化タングステンであり,硬質相粒の平均粒径が1μm以上であるもの, 一般に,超硬合金という。 |
HF | 金属及び硬質の金属化合物から成り,その硬質相中の主成分が炭化タングステンであり,硬質相粒の平均粒径が1μm未満であるもの. 一般に超微粒超硬合金という。 |
HT | 金属及び硬質の金属化合物から成り.その硬質相中の主成分がチタン,タンタル(ニオブ)の,炭化物,炭窒化物,窒化物であって.炭化タングステンの成分が少ないもの。一般に,サーメットという。 |
HC | 上記の超硬合金の表面に炭化物,炭窒化物,窒化物(炭化チタン・窒化チタンなど),酸化物(酸化アルミニウムなど),ダイヤモンド,ダイヤモンドライクカーボンなどを, 1層又は多層に化学的又は物理的に被覆させたもの。一般に,被覆超硬合金という。 |
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